むち打ち症の症状
2021年11月16日
こんにちは!北原です。
今回は交通事故で起こるむち打ち症の分類をご紹介いたします。
むち打ち症は次の5つのタイプに分けられます。
次のような症状が現れたら、すぐに羽生きのぼり整骨院にご相談下さい!
頚椎捻挫型
首周りの筋肉や靭帯など、レントゲンには写らない組織を痛めてしまったものです。
むち打ち症の70%~80%を占めていると言われています。
首の周囲の筋肉や靭帯などが過度に伸ばされたか、断裂してしまった状態です。
首を曲げたり回したりの運動で痛みが強くなり、また、痛みのために首や肩の動きも制限されてしまいます。
また、症状によっては頭痛やめまいなども起こります。
根症状型
首の骨は7個の骨が連なって出来ています。
その中には脊髄が通っていて、脊髄からは末梢神経が骨の隙間を通って肩や腕に伸びています。
交通事故の追突や衝突などの外力で、この首の骨の並びに歪みが生じると、神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されて症状が現れます。
首の痛みに加えて、腕の痛みや痺れ、だるさ、場合によっては頭部の痛みや顔面痛なども伴います。
バレ・リュー型
首の骨に沿って走っている後部交感神経という神経が損傷し、頭と脊髄にいく血管が収縮して、頭と脊髄の血流が低下し、神経緊張して自律神経のバランスが乱れ様々な症状を引き起こすものです。
最も多い症状が頭痛です。
首の痛みよりも頭痛から症状が現れた場合、このバレ・リュー症候群が疑われます。
脊髄症状型
首の骨の中を通る脊髄が傷ついたものです。
いわゆる脊髄損傷と呼ばれるもので、「むち打ち症」の中で重症の部類に入ります。
下肢の痺れや感覚異常が起こり、歩行障害なども現れるようになります。
また、尿や便が出にくくなることもあります。
脳脊髄液減少症
以上に4つのタイプの他に、衝撃で髄液が漏れてしまう「脳脊髄液減少症」という症状があります。
この原因には、交通事故の追突や衝突の衝撃も入ります。
脳脊髄液が漏れてしまう事により、髄液圧が下がり、脳や脊髄から延びる神経に影響を及ぼし、様々な症状が現れます。
起立性頭痛を特徴的な症状とし、頚部痛、めまい、吐き気、倦怠感、腰痛、記憶障害、胃腸障害、肩の痛み、背部痛、その他にも多くの症状が報告されています。
上記の通り、むち打ち症には色々なタイプがありますが、重要なのは早期の適切な治療です。
羽生きのぼり整骨院は、交通事故のケガやむち打ち症の治療実績が豊富ですのでお困りの方はご相談ください!