野球肘

このようなお悩みはありませんか?

野球肘

  • 肘を動かすと痛む
  • 投球時や投球後に肘が痛む
  • 肘を伸ばしきれなくなった
  • 野球肘と診断されリハビリが必要
  • 肘にロッキングや違和感がでる

こちらの野球肘の記事は羽生きのぼり整骨院の国家資格者が執筆しております。

野球肘とは?

野球肘とは発育期の10~16歳ごろのスポーツ選手の肘に起こる総称的病名です。
原因としては繰り返しの投球動作ですが、痛める部位や症状によって実際の病名は多岐にわたります。(投球動作のあるスポーツだけでなく、テニスなどのラケットを振る動作でも起こります)
大きくは内側型・外側型・後方型・その他とわかれます。

①内側型:上腕骨内側上顆炎・尺側側副靭帯損傷・骨端線離開 等
②外側型:離断性骨軟骨炎 等
③後方型:肘頭疲労骨折・後方インピンジメント症候群 等
④その他:関節内遊離体(関節ねずみ)

これらのうち最も重症化しやすいものが離断性骨軟骨炎で、症状が末期になると手術が必要となります。
野球肘はどの病気であっても早期の発見・治療がとても大切です。無理をして運動を続けていれば離断性骨軟骨炎でなくとも、症状の悪化により手術が必要となることさえあります。
そのためまずは整形外科でエコー等、画像診断をすることを強く勧めます。
きのぼり整骨院では、その後の保存療法(手術をしない治療)・リハビリでしっかりと診させて頂きます。

野球肘の症状

野球肘繰り返しの投球動作によって肘周辺の筋肉や靭帯・骨・軟骨に負荷がかかり、次第に投球時・投球後に痛みがでるようになります。
症状が進行すると肘の曲げ伸ばしでも痛むようになり、場合によっては動作が困難になることもあります。

当院の施術方法

野球肘基本的には肘を安静にする必要がありますので、投球数の制限をします。

小学生 1日50球以下/週200球以下
中学生 1日70球以下/週350球以下
高校生 1日100球以下/週500球以下 …が目安となります。

また重症化しやすい離断性骨軟骨炎の場合は6ヶ月~1年の期間は投球禁止になります。

症状が強く炎症がでている期間はアイシングやテーピングでのサポートをおこない、肘に関連する肩部や周辺の筋肉に対してマッサージ手技をします。
その後炎症が落ち着いてから、直接の原因となっている肘の筋肉にマッサージ手技・筋膜リリース等をしていきます。