捻挫
- スポーツ中捻ってしまった
- 関節周辺に腫れがある
- 関節に不安定感がある
- 捻挫をしてから痛みがとれない
- 捻挫後に動きが悪い
捻挫の原因と症状
捻挫は、関節周囲の靭帯が過度に伸びたり断裂したりすることで生じる傷害です。特に足首、膝、手首などの関節でよく見られ、スポーツ活動中や日常生活での不意の動作で発生することが多いです。
捻挫の主な原因は以下の通りです
- 急な動作: 突然の方向転換や急な動作により関節が過度に捻られる。
- 不適切な着地: スポーツ中のジャンプ後の着地や、階段を降りる際にバランスを崩したなど。
- 不安定な地面: 凹凸のある地面や滑りやすい場所での歩行。
- 筋力不足: 周囲の筋肉が弱く、関節が安定しない。
捻挫の症状は、軽度から重度まで様々です。以下に一般的な症状を挙げます
- 痛み: 急激な痛みが関節に走る。
- 腫れ: 関節周囲が腫れる。
- 内出血: 捻挫部分に青紫色の内出血が見られる。
- 動かしにくさ: 関節の動きが制限される。
- 不安定感: 関節がぐらぐらと不安定になる。
捻挫しやすいスポーツやシーンのご紹介
- バスケットボール
- サッカー
- 体操
- 陸上
- 段差で躓く
- ダンス
- テニス
捻挫の処置と予防
基本的にはRICE処置をします。これは4つの処置の頭文字をとった言葉です。捻挫だけでなくケガ全般にも使えるので、是非覚えてみて下さい。
RICE処置
- Rest(安静): 捻挫した部位を休ませる。
- Ice(冷却): 氷を使って腫れを抑える(1回20分程度、1日に数回)。
- Compression(圧迫): 包帯・テーピングなどで適度に圧迫する。
- Elevation(挙上): 捻挫した部位を心臓より高く上げる。
予防法
捻挫を予防するための方法もいくつかあります
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- 適切な靴の着用: 足首をしっかりサポートする靴を選ぶ。
- ウォームアップ: 運動前に十分なウォームアップを行う。
- 筋力トレーニング: 周囲の筋肉を強化する。
- ストレッチ: 関節の柔軟性を高めるストレッチを定期的に行う。
捻挫は誰にでも起こり得る傷害ですが、適切な対処と予防策を講じることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。捻挫が疑われる場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。
当院の施術方法
捻挫をした直後であれば、アイシング(患部を冷やす)やテーピング・包帯での固定等をさせて頂きます。
捻挫をしてから時間が経っても痛みがあったり動きに制限がある場合は、原因となった靭帯周辺の筋肉・筋膜の施術をします。マッサージや※筋膜リリースを主に行いますが、慢性化してしまった症状の場合は矯正施術をします。
筋膜リリース・矯正について詳しくは下記の記事をご参照ください。
https://hanyu-kinobori.com/contents/kotsuban_kokkaku/
当院では、捻挫の診断から治療、リハビリまで一貫したサポートを提供しています。お気軽にご相談ください。