胸郭出口症候群ってなに?聞いたことはあるけどどういう症状が出るの?

2022年02月15日

こんにちは!きのぼり整骨院スタッフの橋本です!

「胸郭出口症候群」あまり聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。ですが、これを見ていただいて自分のこの症状ってこれかも?と気づくきっかけになるかもしれません。今日はそんな胸郭出口症候群についてのお話です。

胸郭出口症候群とは

胸郭出口症候群はなで肩や重いものを持つことが多い方に発生しやすいです。

症状としては、電車でつり革を持つ、物干しに洗濯物を干す動作で腕全体的に痺れ、肩や肩甲骨周辺の痛み、神経圧迫による感覚異常や握力が低下するなどの運動障害などが起こります。

では、なぜこのような症状が出るのか?それは筋肉などにより鎖骨付近にある鎖骨下動脈や腕神経叢の圧迫が原因で起こるとされています。鎖骨下動脈は腕に血流を流し、腕神経叢は腕へ神経を枝分かれしています。圧迫された部位によって名前も変わり斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群(過外転症候群)などと呼ばれこれらを総称して胸郭出口症候群と呼んでいます。

治療法は?

治療法としては、まず先ほど出てきた鎖骨下動脈と腕神経叢は首の付近にあるものなので圧迫している筋肉である首の筋肉やそれに関連している肩、背中の筋肉のバランス調整をし血流がしっかりと循環できるようにします。

また、姿勢が悪く前傾姿勢になりがちな方は肩が内巻きになり首が前に出ると結果的に鎖骨下動脈や腕神経叢を圧迫することになるので骨盤調整やストレッチなどで姿勢の改善にも努めることで根本的な改善を目指します!

いかがでしたでしょうか?皆さんに当てはまる症状などはありましたか?

もし、一つでも当てはまるのであれば早期に発見して治療することが大事になりますので気軽にLINEや電話でご予約や相談なさってください!