自律神経失調症ってなに?症状は?治し方はある?

2022年05月23日

こんにちは!きのぼり整骨院・整体院スタッフの黒田です!
今回は自律神経失調症についてお話しようと思います。生活環境が変わるこの時期はリズムが乱れ、ストレスが多くなる方もいらっしゃるかと思います。私は一時期心理学を専攻していたので、神経と心と身体は密接な関係があると考えます。是非この記事を読んで頂いて少しでも当てはまるなら参考にしてみて下さいね。

【自律神経失調症ってなに?】

そもそも自律神経失調症とは病気の名前では無く、色々な症状の総称です。ですから人によって症状は様々です。だるさ・睡眠障害・疲労感・頭痛・動悸・めまい・下痢・便秘や精神的にも不安定になったり、イライラ・うつなどの症状がでることもあります。

【自律神経失調症の原因は?】

主な原因はストレスです。ストレスによって自律神経の機能が上手く働かなくなると発症します。その自律神経とは交感神経と副交感神経の2つに分かれていて、車で例えるとアクセルとブレーキのようなものです。交感神経が働きすぎればアクセルを常に全開状態、副交感神経が働き過ぎればブレーキで動けません。失調とはこのバランスが乱れているということです。

【自律神経失調症を改善するには?】

自律神経の乱れの原因、ストレスを極力減らしていくことが大切になってきます。そして一般的な意味でのストレス(対人関係・仕事関連等)だけでなく「不規則な生活」「運動不足」「睡眠不足」「日照不足」「食生活の乱れ」「喫煙・飲酒」「気圧の変化」も身体にとってストレスとなります。最も重要なことは、自律神経のリズムを崩さないことです。朝にはアクセル、夜にはブレーキの神経が働きやすくできていますので、なるべく早寝早起きで一定の生活リズムを整えることがまず一歩です。

【具体的な対策】

ストレスは血流量と密接に関係します。うつなどの精神的な症状でも血流が非常に影響を及ぼします。自律神経は意識できない運動(血流や腸の働きなど)をコントロールしているので、その機能を改善してあげることは神経を整えること、ストレスの緩和に繋がります。

①起床時にコップ一杯の水を飲む
胃腸を刺激することで副交感神経が働きリラックス効果、水分補給による血流改善、お通じを良くする、毎朝習慣化することで生活リズムを整える…などの効果があります。

②朝の散歩で日光を浴びる
体内時計を整える、セロトニン・メラトニンなどホルモンの働きにより睡眠の質を良くする、セロトニンにより気分の改善、血流改善…などの効果があります。

③腸内環境を整える
北海道大学の研究によると脳と腸には相関があり、腸内環境を整えると精神も安定すると考えられます。発酵食品などビフィズス菌が有効です。食事のバランスも大切です。

【羽生きのぼり整骨院・整体院の治療】

私たちの手技の一つマッサージには血流改善効果・リラックス効果と、身体に触れることにより幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が脳から分泌される効果があります。これは不安や恐怖を和らげ、安心感を与えます。ストレスの緩和にも効果があることが実証されているので、自律神経を整えます。また骨盤矯正により骨盤と背骨を整え、血管や神経の通りを良くします。

少しでも不安があればお気軽にご相談くださいね!

【参考文献】

小林 弘幸 :まんがでわかる自律神経の整え方
厚生労働省:e₋ヘルスネット
Kosuke Suzuki:慢性社会的敗北ストレスモデルにおける αディフェンシンの減少は腸内細菌叢の破綻を介して腸内代謝物の恒常性を撹乱する

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