朝起きたら首が動かない!「寝違え」でやってはいけない3つのこと
2026年04月7日
朝目が覚めたら、首が痛くて動かせない。振り向こうとすると激痛が走る――いわゆる「寝違え」を経験したことがある方は多いのではないでしょうか。
寝違えは身近な症状ですが、対処法を間違えると痛みが長引いたり、悪化したりすることがあると言われています。今回は、寝違えの原因と、やってしまいがちな「NGな対処法」についてお伝えします。
そもそも「寝違え」とは何が起きている?
寝違えは、医学的には「急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」と呼ばれることがあります。簡単に言うと、寝ている間に首まわりの筋肉や靭帯に過度な負担がかかり、炎症や筋肉のけいれんが起きた状態です。
主な原因としては以下が挙げられます。
不自然な姿勢での睡眠
枕の高さが合っていなかったり、うつ伏せや横向きで首がねじれた状態が長時間続くと、特定の筋肉に負荷が集中します。
筋肉の疲労・こりの蓄積
日中の肩こりや首のこりが溜まっている状態で寝ると、睡眠中の回復が追いつかず、朝起きた時に痛みとして表れることがあります。
冷え
春先の朝晩の冷え込みで、寝ている間に首や肩まわりの筋肉が冷えて硬くなり、寝違えを起こしやすくなると言われています。
やってはいけない3つのこと
寝違えた時、つい「なんとかしよう」と自分で対処しようとすることがありますが、以下のことは避けた方がよいと言われています。
NG① 無理にストレッチで伸ばす
「首が痛いから伸ばせば楽になるかも」と思いがちですが、炎症が起きている状態で無理にストレッチをすると、炎症を悪化させてしまう可能性があります。痛みが強い最初の1〜2日は、無理に動かさないことが基本です。
NG② 力を入れてマッサージする
「痛い部分を揉みほぐせば治る」と考える方は多いですが、急性の炎症がある時に強い力で揉むと、筋肉の損傷がひどくなったり、痛みが増したりする恐れがあります。患部をゴリゴリ押すのは逆効果になりかねません。
NG③ 温めすぎる
慢性的なこりには温めることが有効ですが、寝違えの急性期は炎症が起きている状態です。このタイミングで長時間温めると、炎症が広がって痛みが増すことがあると言われています。最初の24〜48時間は冷やす方が無難です。
寝違えた時の正しい対処法
①安静にする
痛みが強い時は、無理に首を動かさず、楽な姿勢で安静にすることが最優先です。痛みの範囲内でゆっくり動かす程度にとどめましょう。
②冷やす
痛みが強い最初の1〜2日は、氷嚢やアイスパックをタオルに包んで、患部を15〜20分程度冷やすと炎症を抑える助けになると言われています。
③痛みが引いてきたら少しずつ動かす
2〜3日経って痛みが落ち着いてきたら、少しずつ首を動かし始めましょう。完全に固定したまま長期間過ごすと、逆に筋肉が固まってしまう可能性があります。
寝違えを繰り返す方へ
「月に1回は寝違える」「いつも同じ側が痛くなる」という方は、枕の高さや寝る環境だけが原因ではないかもしれません。
首や肩まわりの筋肉が慢性的に緊張していたり、頸椎(首の骨)の動きが悪くなっていたりすると、寝違えを繰り返しやすいと言われています。そういった場合は、根本的な体の状態を整えることが再発防止につながる場合があります。
何度も寝違えを繰り返して困っているという方は、一度ご相談いただければ、体の状態を確認したうえで適切なアドバイスをお伝えできます。LINEからもお気軽にどうぞ。
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